肉体の幕が閉じても 風のない空を 魂はゆく 名を捨ててなお 光をまとう 肉体の幕が そっと閉じても …
私になりたい 芽吹く声が 胸に満ちて まだ見ぬ空を 指でなぞる 過去の影も やさしく抱き 痛みの粒を…
星の煌めき 身体を抜けて 雲に乗る 窓の外には 小さな地球 寝息のリズム 下に聞き 星の煌めき くす…
シャボンの境 時計の針が ぐにゃりと笑い 綿あめの雲が 空を流れる 言葉は 泡になって踊り 思考は風…
言葉は風 水面に映る 空の色 手を伸ばせば 波紋となる この世は ただの影絵か 灯りが揺れれば 形も…
記憶の森 夢の中で 名を呼ばれ けれど声は 風に溶けてゆく 鏡に映る 誰かの顔 それは私? それとも…
眠りの扉 静寂の波が 心を撫でる 整えられた 時の中で まどろむ 深く穏やかに 呼吸を重ね 眠りの扉…
魔法じゃないよ 風のささやき 聞こえるよ 誰も知らない 言葉たち そっと 触れればわかる 遠くの 心…
夢の続き 見えぬ糸が 空に揺れ 遠い記憶を 手繰り寄せる 誰かの 夢の続きを 私は今も 生きている …